本文へスキップ

NPO法人 日本PNF協会認定 Shizuoka PNF

参加者の声VoICE

平成24年度 参加者の声

静岡PNF勉強会に参加して(平成24年9月8日)

たぬま街道整形外科
黒田浩希先生

 現在静岡PNF勉強会に参加させて頂いています。まだ新人の理学療法士で知識、技術ともにまだまだ未熟です。そんな中PNFの勉強会に参加させて頂きました。PNFは学生のころ授業で軽くふれた程度で、正直理解はしていませんでした。私は「PNFはパターンを使い、高度な技術を要する。」という印象が強かったです。初回で基礎鉄学について教えていただいた時に「PNFは、コンセプトであり、テクニックではない。」ということを聞いたとき最初はよく理解ができませんでしたが、斎藤佳久先生や杉浦武先生にご丁寧に教えて頂き、配布して頂いた資料を繰り返し勉強し、少しづつ理解できるようになりました。新人理学療法士でPNF初心者の私は最初は実技を多く行い、早く臨床に活かしたいと考えていましたが、参加を重ねるごとに基礎哲学が大事だと思うようになりました。今回の勉強会に参加して基礎哲学は何度聞いても勉強になります。実技でも解剖学や運動学をもとに、臨床での応用・考え方を教えて頂き、「この患者さんにも使えるのではないか。」と考えながら実技に取り組むようにしています。また参加している他の先生方の意見や実技を見ながらできるのでとても良い刺激になります。理学療法士としての土台(基礎知識)を身につけ、PNFの理解をさらに深めていきたいと考えています。今後もPNFのコース参加も視野に入れて、日々勉強していきたいと思います。貴重な機会を頂き有難うございました。今後ともご指導よろしくお願いします。


平成23年度 参加者の声

運動制御の理論とPNFアプローチ‐床上動作向上に向けて‐に参加して(平成23年8月7日)

医療法人社団 健寿会
 山の上病院 柴田千江理先生

 患者様と向き合うなかで、自分自身の武器となる“自信”をつけたいと日々感じています。今回の勉強会は、そんな私を前進させるエネルギーとなりました。 受講前までの私のPNFの知識といえば、学生時代のカリキュラムに含まれている概念や基本的なパターンのみしかありませんでした。もちろん基盤となる基礎的な知識および技術の上に応用が成り立つのではありますが、実際の現場で選択すべき具体的でかつ効果的なテクニックとの間には距離を感じておりました 。また、知識も乏しく経験も浅い私は、目の前の患者様に対しどのような方法が適切なのか判断しきれず、治療方法の1つにPNFを盛り込むことができずにいました。今回、PNFの歴史・理論・基本原理・刺激の加え方、それに応じた受容器の反応等を含めた基本的手順などベーシックなことから教えて頂き、PNF初心者の私にとって理解を深めやすい内容でした。また実際に床上動作の促通に移る前に、肩甲帯や骨盤帯を主としたパターンの実技指導をして頂きました。身体 活動を行う上でのスタビリティーの上に成り立つモビリティーの関係、両者は重心の位置とその変動により変化し、安定性が確保された中で可能となる運動性を実際に自分の身体で感じることができました。さらに、それらの関係を踏まえた上で床上動作の促通手技のレクチャーを受けることで、具体的な動作活動への応用と反映を 理解することができました。 今回の勉強会に参加し、患者様に対するアプローチ方法の選択肢を増やすことができました。それと共に、今回教えて頂いた知識および技術を元にそれぞれの患者様へ応用していくために、獲得すべき知識や漠然としていた疑問点を明確化することができました。また、志の高い参加者の皆様と共有する時間は、私自 身の意欲の向上や探究心を高める良いきっかけともなりました。 最後になりましたが、講師の先生および実技指導をして下さった先生方に際しましては、初心者にも関わらずご丁寧なご指導を賜り感謝致します。ありがとうございました。


静岡PNF勉強会2周年記念講演に参加して(平成23年8月7日)

医療法人社団 健育会
 熱川温泉病院 坂倉浩士先生

 今回、講師に松田現先生をお招きした静岡PNF勉強会2周年記念講演に参加させて頂きました。私は一昨年に国際PNF認定のベーシックコースを受講しており、PNFの基礎を学びましたが、臨床応用に悩む場面が多く、またなかなかPNFの勉強会に参加することができず復習する機会がないような状態でした。そこで今回2周年記念の講演でテーマが基礎と臨床応用ということを知り参加に至りました。本講演を通して、PNFの哲学にある『positive approach』と『functional approach』といったできないことの評価ではなく、できることの評価、できることからのアプローチをする考え方に改めて感銘を受けました。  また実技では、パターンではなく、臨床に使いやすいマット動作とテクニックを中心に講演していただけたので、翌日からすぐに臨床で使える実技ばかりでした。これを機にPNFについてもっと勉強していきたい、PNFの臨床応用について情報を共有するためには勉強会に積極的に参加していかなければいけないなと感じました。11月には静岡で全国PNFセミナーが開催されるということでそちらの方も楽しみにしています。今回はこのような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。


国際PNF協会認定コース レベル4 Sportsに参加して(平成23年4月21日から4月25日)

医療法人社団 紫苑会
 いきいきリハビリテーション病院 石川尚一先生

 今回はスポーツ障害に特化した内容で、理論や基礎を踏まえたうえで、どのように治療に応用していくかを学びました。ご協力してくださった患者さまは一流のアスリートばかりで圧倒されましたし、私自身、スポーツ障害の理学療法の経験は皆無でしたので非常に不安でしたが、静岡PNF勉強会でPNF理論、基礎を学ばせて頂いたおかげで講義内容についていくこどができ、充実した5日間を過ごさせて頂きました。今回は、私は「患者さまの参加レベルの問題点をとらえたうえで、それを活動レベル、構造レベルの問題点につなげていく評価を身につける」という課題をもって取り組みました。今回、担当させて頂いた患者さまは具体的にどのようにしたいかという参加レベルの希望があり、それを構造レベルまで突き詰めて評価をしていくということを経験させて頂きましたが、評価した内容にどのようなアプローチを、どのように段階を踏んで行っていくかという点において課題が残りました。今後は、今回できた課題を解決できるように勉強会に参加し、努力を積んでいきたいと思います。


平成22年度 参加者の声

平成22年度全国セミナー(静岡)に参加して(平成22年11月7日)

医療法人社団アール・アンド・オー
 静清リハビリテーション病院 横澤和弥先生

 今回、初めて全国規模のPNFセミナーに参加させて頂きました。私は、静岡PNF勉強会を受講するまでは学生時のPNFについての知識しかなく、「PNFはパターンだ」という印象を強く持っており、それと同時に「手技や考え方が難しい」という感覚も持っていました。しかし、今回の勝浪省三先生の全国セミナーを受けさせていただき(もちろん静岡PNF勉強会もですが)、その哲学と実践方法を学びPNFの目的とするコンセプトを知ることが出来ました。パターンは手段の1つでしかなく、基本的な考え方と目的に合わせて必要な手段を用いるということも学ばせて頂きました。基礎哲学についての説明は初心者の私でもわかりやすく、解剖学・運動学をもとに、なぜその動きが必要なのかを、また実技では様々な手段を交えて教えて頂きました。日々の臨床において悩んでいることに直結させることのできる考え方・治療方法の講義もあり、とても勉強になるとともに新しい発見が多く、大変楽しく講義を受けることが出来ました。ありがとうございました。


国際PNF協会認定ベーシックコースに参加して

JA静岡厚生連リハビリテーション
 中伊豆温泉病院 宮島友也先生

 今年度の6月と7月に合計10日間で開催された、『国際PNF協会認定ベーシックコース』に参加させて頂きました。東京会場でしたので受講者は関東圏が多いのかと思いましたが、全国からやる気のある仲間が集まっており、とても良い刺激になりました。初日のみんなの自己紹介を聞いて気付いたのですが、みんな勉強会などでPNFの練習経験があり、全く初めてという方はいませんでした。私自身、静岡PNF勉強会に参加させてもらっているおかげで、内容面で焦りを感じることなく、充実した10日間を過ごせたと思います。今回のコースで一番難関だったのは、実際の患者様に最後の4日間連続して評価・治療を行なわせて頂いたことです。受講生2人1組で、コースで習ったPNFパターンのみを用いて治療を行っていくというものでした。上手くできないところは先生に教えて頂き、基本の大切さを再認識しました。実際の臨床場面でどう活用していくのか指標を示して頂いたことも良かったです。ベーシックコースに参加できて、よりPNFが好きになり、日ごろからコツコツと練習していきたいと思いました。


静岡PNF勉強会1周年記念講演に参加して(平成22年9月5日)

社団福祉法人 十字の園
 特別養護老人ホーム 浜松十字の園 石井秀明先生

 今回、講師に市川繁之先生をお招きした静岡PNF勉強会に、2日間、参加させて頂きました。2日間の勉強会を通して、パターンはPNFの中の1つであることや、中枢神経疾患にも適応できることをご指導頂きました。そのことによって、PNFはコンセプトであることが、より実感できました。また、PNFの臨床応用についても、市川先生の実技を拝見することができ、大変感銘を受けました。これを機に、PNFについてもっと勉強していきたいと思いました。


静岡PNF勉強会1周年記念講演に参加して(平成22年9月5日)

JA静岡厚生連
 静岡厚生病院 熊谷祐樹先生

 今回、『PNFの基礎と臨床応用』というテーマで市川先生の講演を受講させて頂き大変勉強になったと同時に、現在の自分の臨床を改めて見直さなければと思いました。PNF Foundationの話しの中で、ベッドサイドにてほとんど自発的な反応が無い患者様に対しても、その患者様が生きている限り私達は関わることが出来るというところが特に印象に残りました。アプローチにて拘縮予防のみを淡々と行うのではなく、触覚・聴覚・視覚といった刺激を用いることで、介入の幅が広がるということを学びました。また、PNF=パターンと捉えるのではなく、PNF=コンセプトとして捉えることで、どのような患者様にも適応となり、幅広い臨床応用が可能になると思いました。今回学んだことを生かし、あきらめない気持ちを持って今後の臨床に取り組んでいこうと思いました。


静岡PNF勉強会1周年記念講演に参加して(平成22年9月5日)

湖山病院 縄田琴美先生

 今回、静岡PNF勉強会(1周年記念講演)に参加させていただきました。理学療法士として働くようになり、早くも7年目を迎えてしまいました。が、私自身3年前に出産、1年間の育児休暇をとっていましたので、職場復帰した時には周りに沢山の後輩が増えており、いつの間にか教わるよりも指導する立場、臨床を離れていた1年数ヶ月のブランクをとても大きな不安に感じていました。改めて理学療法士として何か学びなおしたいと思っていた時に、静岡PNF勉強会、今回の講演会を知り、参加させていただくこととなりました。実際参加してみて、これまで自分が学んできたPNF(いわゆるパターン)とは少し違い、より実際の生活や動作に近いアプローチ方法があることを知ることができ、あの患者さんに…と思い浮かべながら講義・実技に取り組むことができました。臨床では小児を多く担当させていただいているので、小児患者への応用やほかのアプローチ方法についても学んでいきたいと思いました。娘ももうすぐ3歳になり、夫に育児を任せて外へ出ることもできるようになった今、家族の協力を得て理学療法士としての自己研鑽として、これからも静岡PNF勉強会へ参加させていただきたいと思います。何日もの宿泊を伴った講習会への参加は困難ですので、身近な場所で勉強会が開催されていることはとてもうれしいです。貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。


静岡PNF主催第2回招待講演に参加して(平成23年3月6日)

医療法人社団 和恵会
湖東病院 加藤 走先生

 今回の講習では、講師が立元先生(理事)で非常に丁寧で解りやすい説明でした。途中、勉強会で勉強されていないネックパターンが出てきましたが大変、勉強になりました。今後の勉強会で学んでいければ思います。講義では、PNFについて”といった内容が初めに説明があり、普段から静岡県PNF勉強会へ参加されてきている先生方にとっては学んできた内容であったため、それよりも他の部分を教えて頂ければと感じます。普段の勉強会に参加されていない先生方もいたので仕方がないと思います。PNFなどの講義は、どうしてもPT中心の内容になっているので、出来ればOT(上肢・体幹)の分野でも用いることができる内容を少しでも取り入れて頂けると助かります。


静岡PNF主催第2回招待講演に参加して(平成23年3月6日)

特定医療法人 沖縄徳洲会
静岡徳洲会病院 杉山貴哉先生

 静岡のPNF勉強会に参加して2年が経ちましたが、PNFについては整形外科疾患や脳血管疾患の回復段階で利用できる手技だと思い、急性期疾患の患者様に対してはPNFを利用するという考えがありませんでした。しかし、今回の立元先生の講義を聞き、考え方が180度変わりました。急性期疾患に関わらず、今までの臨床を振り返ると患者様のできない面ばかり診ていたことに改めて気づきました。生命の危機にある意識のない急性期の患者様に対してもポジティブな面を探し、PNFを利用して予後予測に基づいた色々なアプローチが可能だということを学びました。特に、今回勉強になったことは呼吸に対してのPNFです。当院でも外科のOPE後などにおいて呼吸機能改善を目的としたリハビリ処方がありますので、早速明日からの臨床に生かしていこうと思います。また立元先生の講義で驚いた点は、立位における評価にて体幹・下肢機能だけでなく、効き目から噛み合わせの問題や頭部・体幹の影響へとつなげたことです。5年間臨床で立位姿勢を評価してきましたが、自分自身の視点狭さに気づかされました。固執した考えにとらわれず、常に視点を広げあらゆる角度から評価していく姿勢を大切にしていきます。  今回の立元先生の講義の中では、PNFパターンについての話はほとんど出なく、改めてPNF=パターンではないということが良く分かりました。PNFは考え方や応用の仕方によって幅広く利用できるものだと実感でき、奥が深い分野であり、更に興味を持つことが出来ました。今後も静岡PNF勉強会を通して多くのことを学んでいきたいです。ありがとうございました。

静岡PNF勉強会活動 参加者の声 掲載について

静岡PNF勉強会は静岡県の理学療法士・作業療法士の勉強を応援しています。勉強会に参加して良かった!!の声を目指しています。その気持ちを他の先生に伝えてみませんか。参加者の声に掲載しても良いという先生がいましたらご連絡ください。

静岡PNF勉強会

事務局
こぼり整形外科
〒433-8108
静岡県浜松市北区根洗町548-2


会場
専門学校 中央医療健康大学校
〒422-8006
静岡県駿河区曲金6丁目7-15

地図はこちら